← アプリに戻る

タイピングとローマ字入力の学び方:本と教材の選び方

タイピングは、実際にキーボードを打って練習するのがいちばんの近道です。それでも、本や教材を手元に置いておくと、指の分担やローマ字のつづりを落ち着いて確かめられ、練習の順番に迷ったときの道しるべにもなります。このページでは、タイピングやローマ字入力を学ぶための本や教材の種類と選び方、ローマ字表の使い方、そして本での学習と「ふみふみたいぴんぐ」での練習を組み合わせる方法を紹介します。

本や教材で学ぶ良いところ

画面の上で練習していると、つい次の問題へ進むことばかり考えてしまいがちです。本は、キーボードの図や指の分担の表を一度に見渡せるので、「なぜこの指で打つのか」「次に何を覚えればよいのか」を落ち着いて理解するのに向いています。紙のローマ字表やキーボードの図を画面の横に置いておけば、練習中に分からなくなったときもすぐに確かめられます。

一方で、本を読むだけではタイピングは上達しません。指の動きは、実際にキーを打つことでしか身につかないからです。本は「理解と確認」、練習サイトやソフトは「繰り返しの練習」と、役割を分けて使うのがおすすめです。

練習本の種類

ドリル形式の練習本

ホームポジションから始めて、段ごと・指ごとに少しずつ練習するキーを増やしていく、ドリル形式の本です。キーボードの図や指の分担がイラストで示され、短い練習問題が順番に並んでいるものが一般的です。タイピングを初めて覚える方や、パソコンに慣れていない方に向いています。ふりがなの付いた、やさしい言葉で書かれたものもあり、年齢を問わず使えます。

実践向けの本

キーボードの基本は分かっていて、仕事や学業で使えるように速く正確に打ちたい方向けの本です。長い文章の練習や、数字・記号の入力、文章を打ちながら直すときの操作、よく使うショートカットキーなど、実際の作業で役立つ内容が中心になります。自己流の打ち方を直したい方が、基本を確かめ直すのにも使えます。

検定や資格の対策向けの教材

タイピングや文書作成の検定・資格を目指す方向けに、試験の形式に合わせた問題を集めた教材もあります。目標がはっきりしているので、練習の励みになります。ただし、試験の内容は実施する団体ごとに違い、改定されることもあるので、選ぶときは最新の試験に対応しているかを確かめてください。

本や教材の種類と向いている人
種類主な内容向いている人
ドリル形式の練習本ホームポジション、指の分担、段ごとの短い練習問題タイピングを初めて覚える人
実践向けの本長い文章、数字・記号、文章の直し方、ショートカットキー仕事や学業で速く正確に打ちたい人、自己流を直したい人
検定・資格の対策教材試験の形式に合わせた練習問題検定や資格を目標にしている人
ローマ字表かなとローマ字のつづりの対応ローマ字入力を覚え始めた人

本を選ぶときのポイント

まず、自分のキーボードと同じ配列で説明されているかを確かめましょう。日本で使われるキーボードの多くはJIS配列(日本語配列)ですが、US配列(英語配列)では記号の位置が違います。配列の違いはタイピング練習に向いたキーボードの選び方で解説しています。

次に、自分の目的に合った段階から始まっているかを見ます。初めての方は、ホームポジションと指の分担から丁寧に説明している本を選ぶと、つまずきにくくなります。ある程度打てる方は、基本の説明が短く、練習の量が多い本のほうが物足りなさを感じずに済みます。図やイラストが多く、ページを開いたまま机に置いておけるかどうかも、練習しながら使う本では大切なポイントです。

ローマ字表の使い方

ローマ字入力を覚え始めたばかりのころは、かなをどのアルファベットで打てばよいか迷うことがよくあります。そんなときに役立つのが、かなとローマ字の対応を一覧にしたローマ字表です。本の付録になっているもののほか、1枚の表になったものや下敷きの形のものもあります。

ローマ字表は、画面の横など目線を大きく動かさずに見られる場所に置きます。最初は分からないつづりが出てくるたびに表で確かめ、同じかなを何度か打つうちに表を見ずに打てるようにしていきます。表を見る回数が減ってきたら、表を少し離れた場所に移したり、しまったりして、思い出す練習に切り替えましょう。

ローマ字のつづりには、「し」を shi と書く方式と si と書く方式のように、いくつかの書き方があります。パソコンのローマ字入力では、たいていどちらの書き方でも入力できます。「ふみふみたいぴんぐ」も、日本語入力で通用する打ち方を基本的にすべて正解として受け付け、打ち始めた書き方に合わせてお手本の表示も切り替わります。大切なのは、自分の打ち方を一つ決めて、いつも同じつづりで打つことです。「ん」「っ」や小さい「ゃ・ゅ・ょ」の打ち方は、ローマ字入力の練習方法で詳しく説明しています。

このサイトの練習と組み合わせる

本で学んだことは、すぐに実際のキーボードで試すと定着しやすくなります。たとえば、本でホームポジションと指の分担を確かめたら、「ふみふみたいぴんぐ」の最初のランクで、ホームポジションの段だけを使う問題を打ってみましょう。画面下のキーボードには押しているキーと次に打つキーが表示されるので、本の図と見比べながら、正しい指で打てているかを確かめられます。

このサイトのランクは、右手だけ、左手だけ、両手と、使うキーの範囲を少しずつ広げていく順番になっています。ドリル形式の本と同じように、前のランクに合格してから次へ進むので、本の章を一つずつ進めるのと同じ感覚で練習できます。ローマ字入力は、英字の問題でキーの位置を覚えてから、日本語の問題で練習する流れです。ローマ字表を手元に置いて、分からないつづりを確かめながら進めてください。

練習の記録は問題ごとに残り、問題を選んで「記録を見る」を押すと、スコアの移り変わりをグラフで確かめられます。本を読み進めた日と練習した日を見比べると、理解したことが指の動きとして身についていく様子が分かり、続ける励みになります。画面の見方は遊び方、練習を始めるときの心がまえははじめてのタイピング(初心者向け)、上達の考え方は上達のコツをご覧ください。

ゲームで練習する