ランクの説明
「ふみふみたいぴんぐ」では、使うキーの範囲を1段階ずつ広げていくランク制度で練習を進めます。いきなりキーボード全体を相手にするのではなく、まずはホームポジションの数個のキーだけから始め、指が慣れたら隣の段へ、片手ずつ慣れたら両手へ、と少しずつ範囲を広げていきます。このページでは、各ランクで使うキーと、ランクの進め方を説明します。
ランクの進め方
ランクには決まった順番があり、挑戦できるのは「すでに合格したランク」と「次に挑戦するランク」だけです。次のランクの昇格試験に合格すると、そのランクが合格済みになり、さらに次のランクに挑戦できるようになります。合格済みのランクの問題は、練習モードでいつでも打ち直して自己ベストを狙えます。昇格試験の合格条件については遊び方をご覧ください。
ランクの名前は、子猫の成長になぞらえています。「見習い」から始まり、「伸び」「爪とぎ」を経て「一人前」になります。「みぎ肉球」は右手だけ、「ひだり肉球」は左手だけ、「ふみふみ」は両手を使うランクです。
みぎ肉球とひだり肉球(片手のランク)
最初は片手ずつ練習します。右手と左手を交互にレベルアップさせる順番になっていて、「みぎ肉球・見習い → ひだり肉球・見習い → みぎ肉球・伸び → ひだり肉球・伸び → …」と進みます。同じ段階を左右そろえてから次へ進むので、片方の手だけが先に進みすぎることがありません。
- 見習い:ホームポジションの段だけを使います。右手は h・j・k・l、左手は a・s・d・f・g です。
- 伸び:ホームポジションの段に、ひとつ上の段を加えます。右手は y・u・i・o・p、左手は q・w・e・r・t が増えます。
- 爪とぎ:ホームポジションの段と、ひとつ下の段を使います。右手は n・m、左手は z・x・c・v・b です。
- 一人前:上の段・ホームポジションの段・下の段の3段を混ぜて使います。
新しい段が加わるランクには、ホームポジションのキーと、そのすぐ上(または下)のキーを往復する練習問題が含まれています。たとえば左手の「伸び」には「aq sw de fr gt」のように、指を1段伸ばして戻る動きを繰り返す問題があります。キーの位置を、指の移動の距離として覚えるための問題です。
なお、右手のホームポジション(h・j・k・l)と、そこに n・m を加えた範囲には母音がないため、英単語を作れません。この範囲のランクは、「hj kl lk jh」のようなキーの並びを打つ練習になっています。左手側や両手のランクでは、使えるキーが増えるにつれて「dad has a salad」のような短い英文が出てきます。
ふみふみ(両手のランク)
片手のランクを一通り終えると、両手を使う「ふみふみ」に進みます。段の広げ方は片手のランクと同じです。
- ふみふみ・見習い:両手のホームポジションの段だけを使います。
- ふみふみ・伸び:両手のホームポジションの段と、ひとつ上の段を使います。
- ふみふみ・爪とぎ:両手のホームポジションの段と、ひとつ下の段を使います。
- ふみふみ・一人前:アルファベット26文字すべてを使った英文を打ちます(英語を練習するコースのみ)。
ふみふみの見習いから一人前までのランクは、昇格試験で2問が出題されます(片手のランクは1問です)。英文の問題に出てくるアルファベットはすべて小文字で、大文字を打つことはありません。Shiftキーの操作と混ぜずに、キーの位置と距離感を覚えることに集中するためです。
数字と記号のランク
- かぞえもの:数字の段を練習します。みぎ肉球は 7・8・9・0、ひだり肉球は 1〜6、ふみふみは 0〜9 のすべてを使います。数字の段はホームポジションから2段離れているので、「j7j8j9j0」のように、FやJのキーから数字へ手を伸ばして戻る問題も含まれています。6を左手、7を右手で打つ分け方にしています。
- みぎ肉球・きごう:P・L・Mの右側にある記号のキー(JISキーボードの @ [ ; : ] , . / _)を練習します。
- みぎ肉球・しふときごう:数字の段や記号のキーを、Shiftキーを押しながら打つと入力される記号(! " # $ % など)を練習します。
- きごう(US)・しふときごう(US):USキーボードの記号の配置はJISキーボードと違うため、USキーボードのコースでは専用の記号ランクを使います。USキーボードでは記号のキーが左右の手にまたがっているので、片手に限定していません。
- ふみふみ名人:アルファベットと数字を混ぜた英文を打ちます(英語を練習するコースのみ)。
招き猫(ローマ字入力の問題)
「JISキーボード-ローマ字入力」のコースでは、キーの位置を覚えるランクのあと、記号のランクを経て、日本語の文章をローマ字で打つ「招き猫」のランクに進みます。問題文はひらがなとカタカナで書かれていて、漢字は使いません。
- 招き猫デビュー:「ねこ」「こんにちは」のような短い言葉から、「ねこがひなたでひるねをしている」のような短い文までを打ちます。
- 招き猫・免許皆伝:「コツコツとれんしゅうすることがじょうたつへのちかみちです」のような、より長い文を打ちます。
ローマ字の打ち方は1通りではありません。「し」は shi でも si でも ci でもよく、「ちゃ」は cha でも tya でもかまいません。パソコンの日本語入力で通用する打ち方は、基本的にすべて正解になります。画面に表示される打ち方のお手本も、打ち始めた書き方に合わせて切り替わります。
カタカナの部分は、Shiftキーを押しながら(大文字で)打つ決まりです。たとえば「アイス」は AISU と打ちます。カタカナの途中でShiftキーを離すと打ち間違いになるので、カタカナの終わりまでしっかり押し続けてください。また、読点「、」はカンマ、句点「。」はピリオド、かぎかっこ「」は [ と ]、中黒「・」はスラッシュのキーで打ちます。これらの記号を使う問題も含まれています。
長文のランク
各コースの最後には、長い文章を打つランクがあります。文字数の目安は250・350・400・550・600・900・1000・1500・2000字の9段階で、英語のコースでは英文、ローマ字入力のコースでは日本語(ひらがなとカタカナ)の文章を打ちます。文字数は目安で、実際の文字数には多少の幅があります。
長文の問題は、それぞれ1匹の猫の一生を描いた物語を章ごとに区切ったものです。ランクが上がるほど物語の続きが読めるようになっています。各段階には別々の物語から3本の文章が用意されていて、昇格試験ではそのうち1本がランダムに出題されます。同じ文章ばかりを打って覚えてしまうことがないようにするためです。
コースごとのランクの順番
- JISキーボード-ローマ字入力:片手と両手のランク(ふみふみ・一人前を除く)→ かぞえもの → きごう・しふときごう → 招き猫デビュー → 招き猫・免許皆伝 → 日本語の長文。
- JISキーボード-英語:片手と両手のランク(ふみふみ・一人前まで)→ かぞえもの → きごう・しふときごう → ふみふみ名人 → 英語の長文。
- USキーボード:JISキーボード-英語と同じ順番で、記号のランクだけがUSキーボード用(きごう(US)・しふときごう(US))になります。
ほかのコースですでに合格したランクは、どのコースでも合格済みとして扱われます。たとえばUSキーボードのコースで「みぎ肉球・見習い」に合格していれば、JISキーボードのコースに切り替えても、そのランクをもう一度受け直す必要はありません。